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具体的な取り組み例

壁材のリサイクル

端材は粉砕後、再加工
販売するALC(気泡コンクリート)「シポレックス」の製造過程で生まれる端材を粉砕し、再加工を行いALCとして出荷しています。また建設部門では、商品の梱包の合理化・省略化を図ることに成功し、温室効果ガスの排出抑制に貢献しています。

環境にやさしい製鉄所へ

フッ素レス化原料の供給
製鉄工程において有用成分として使用されてきたホタル石。しかし同原料には、有害なフッ素が含まれているため問題がありました。ダイセンはフッ素レス化に取り組み、鉄鋼メーカーに対して代替品のカルシウムアルミネートを供給し、脱フッ素に成功しました。機材部門では省エネや有害物質の除去などの観点で、設備・機器をお客様に提案しています。

はるか以前から再生利用

鋳物のリサイクルは業界の常識
鋳物ははるか以前からリサイクルされ、再びみたび鋳物製品として生まれ変わり、社会で活躍してきました。ダイセンは、鋳物に特化した商社として廃棄処理された鋳物の回収に努め、鋳物生産システムのゼロエミッションに貢献しています。また、鋳物加工時に出る機械の潤滑油などの廃油は、燃料として再加工し、鋳物工場を動かす源になっています。

廃プラスチックを有効活用

燃料にしてゴミを低減
ペットボトルの回収はもちろん、ダイセンは昔から廃プラスチックを再加工し、産業界に供給しています。省エネになるとともに、廃棄物の低減にもつながる一石二鳥の有効活用といえます。

使用済み碍子などを路盤材に

セーフティ機能などを持たせて安心の道づくり
使用済みの碍子、製鉄所から副生されるスラグ(溶滓)、廃プラスチックを利用し、道路用路盤材に加工。すべり止めや透水性などの機能性を持たせた道路建設に使用されています。景観だけでなくセーフティ機能などを持たせることで、需要増にも結びついています。

副生レアメタルに注目

回収して先端産業へ
亜鉛や鉛などの希少金属は先端産業の貴重な資源。ダイセンは電炉メーカーなどから排出されるスラジやダストからレアメタルを抽出するなど、有価物の回収・再利用に取り組んでいます。

溶融メタルは有用物

建機・重機用カウンターウエイトに
ダイセンは、日本製鉄が全国で稼働させている地方自治体向けごみ焼却施設(日本製鉄ガス化溶融炉)から発生する副産物、溶融メタルを主に建機・重機用ウエイト(おもり)として販売・再利用しています。

景観に寄与する共同溝工事

ビル緑化工事のノウハウも
街路から電柱などの障害物をなくし、交通渋滞の緩和や景観に寄与する電線共同溝。ダイセンは土木部門で同工事のパイプ、ハンドホール、鉄蓋等の資材を販売し、快適なまちづくりに一役買っています。また土木部門はビル緑化工事においても独自のノウハウを有しており、今後、需要増が期待される都市部での緑化事業で一層の活躍が期待されます。