土木部門は5つの事業チャンネルで社会貢献に取り組んでいます。1.景観・安全・機能性資材、2.土木資材、3.電線共同溝資材、4.建築構造物のリニューアル、5.環境・緑化。これらに関連する資材提供から工事までを担当しており、さらに太陽光発電工事事業にも進出。時代とともに移り変わる土木工事ニーズに敏感、的確に対応しています。
社会のインフラ整備の根幹を担う土木部門。その業容は土木系と工事系に大別できます。土木系の実績は、すべり止め舗装や透水性樹脂舗装などの機能性を持たせた道路用資材、雨水貯留システム、地盤補強材、電線共同溝資材などが挙げられます。たとえば環境・緑化工事は芝生を枯らさずに駐車場スペースを確保することができ、景観と緑化に役立っています。また、工事系は保有する一級建築士事務所機能を活用しながら、耐震調査・耐震補強工事、建物のリニューアル工事、杭工事、グレーチング(溝フタ)、太陽光発電システム工事など土木資材工事に力を入れています。
雨水貯留浸透施設と は、ここ最近の都市部 での集中豪雨の増加 に対する洪水ならびに 浸水対策の手法として、 ここ数年施工数が急増 し注目されている工法です。従来のコンクリート製貯留槽に比べ て部材の軽量化及びシンプルな構造の為、施工性が向上しコス トダウン・工期短縮に期待できます。また、高い空隙率(95%以上) を有する滞水材の利用により限られた空間での有効活用が見込 めます、メンテナンス面に関しましても堆砂抑制システム を有するユニット材(ハイドロスタッフ)も取り扱っており、点検孔か ら堆積した砂を清掃する事が可能なため貯留槽の維持管理が容易で、長期にわたる貯留可能量を維持する事が見込めます。 樹脂系雨水貯留 ( クロスウエーブ ・ ハイドロスタッフ )
雨水貯留浸透施設とは、ここ近年の都市部での集中豪雨の増加に対する洪水ならびに浸水対策の手法として、ここ数年施工件数が急増し注目されている工法です。 ・高い強度と優れた耐震性能(レベル2)の実現 使用するユニット部材は高い圧縮強度を有しており、必要土被り(土被り600mm以上)を確保すればT-25荷重にも対応し、車が停まる駐車場下でも設置可能です。更に柔構造の為高い耐震性能も有しており、レベル2地震(その構造物が過去、将来にわたって最強と考えられる地震動)にも対応しております。 ・メンテナンス性と維持管理の向上(堆砂抑制システム) リプロントーワ株式会社は、2014年4月に古河電気工業株式会社からハイドロスタッフ事業の譲渡を受けた大銑産業株式会社より、当該事業の譲渡を受けました。 リプロントーワ株式会社( http://www.lyprone.com/ ) 堆砂抑制システムを有するユニット材(ハイドロスタッフ)を取り扱っており、点検孔から堆積した砂を清掃する事が可能な為、貯留槽の維持管理が容易で、長期にわたる貯留可能量を維持する事が見込めます。
・雨水を再利用(中水化)した灌水システムの提案 堆砂抑制システムを利用する事により水槽内への土砂の拡散を低減させる事ができます、その貯留した雨水を灌水システムと併用することで路面上の水が蒸発する際にその周辺から奪う気化熱を利用した「打ち水効果」をシステム化し、ヒートアイランド現象の効果的な緩和が期待出来ます。また、貯留した水を中水化し植物への散水に使用したり、浄化装置を用いることにより災害時の非常用飲用水としての利用も見込めます。
・設計施工・図面提案からのサポート 弊社では、計画箇所における必要貯留量の算出、流量計算など設計段階からサポートさせて頂きます。また、総合商社としての立場を活かし多くのメーカーの商材を取り扱っておりますので設計条件、希望に合った商材を御提案し施工まで行います。
ダイセン・土木部門のビジネスにおけるモットーは、「スピード」「粘り強さ」「知恵」「気配り」の4点。いかにすればより優れた工事を実現でき公共の福祉に寄与し、またコスト削減、環境への配慮など今日的なテーマを解決できるかを考え、創造・提案しています。お客様との「共存共栄」のスタンスを大切にするダイセンは、お互いがウイン・ウインの関係をつくることにも創意工夫しています。建設部門をはじめ自社の他部門との連携を強化し、複合商社としてのアドバンテージをフルに活かしながら、必要とされる社会基盤整備事業に尽力いたします。